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BLUETTI「AORA 100 mini」レビュー 1kWh級なのに10.7kg、防災も節電もこなす新定番ポータブル電源

BLUETTI「AORA 100 mini」レビュー 1kWh級なのに10.7kg、防災も節電もこなす新定番ポータブル電源

●日常の便利使いとして


 アプリのリモートON/OFFは、防災以外の日常シーンでも地味に活躍する。AC出力に扇風機をつないでおけば、就寝前にわざわざ本体や扇風機のところまで歩く必要はない。ベッドに入ってからスマホを使い、好きなタイミングで消せばいい。アプリのタイマーと組み合わせた自動OFFも利用できるため、接続する機器次第でさまざまな使い方が広がりそうだ。

●節電対策として


 電気代の上昇が止まらない。政府の補助金も断続的で先が読めない中、ポータブル電源による節電への関心が高まっている。
 基本となるのが、夜間の割安な電力で充電して日中に使う方法だ。BLUETTIの試算によると、東京電力の夜間割安プラン「夜トク8」(夜間31.64円/kWh・昼間42.60円/kWh、単価差10.96円/kWh)でAORA 100 miniを毎日充放電した場合、月間で約30kWh分・約331円、年間では約3964円の節約になるという(※同社試算による理論値。年360回の充放電を想定。電力プラン・使用状況により異なる)。
 もちろんこれは充放電ロスを含まない理論上の数字で、実際の削減額は多少目減りする。それでも、契約している電力プランの昼夜の単価差が大きいほど効果は伸びる。まずは自分のプランの時間帯別単価を確認してみるといいだろう。
 そして、節電効果をさらに高めるのが、別売りのソーラーパネルによるソーラー充電だ。深夜電力との違いは「そもそも電気を買わない」こと。充電コストがゼロなので、電気代がまるごと浮く計算になる。日中にためた電気でスマホやタブレットの充電、夜間の間接照明などをまかなえば、電力を「太陽光で自給自足」できる。自宅のベランダを小さな発電所に変える感覚だ。
 もっとも、本体価格を節電効果だけで回収しようとすれば長い年月がかかる。ポータブル電源はあくまで停電への備えが主役で、節電は「使いながら備えることで維持費を返してくれる」おまけと捉えるのが現実的だろう。乾電池や非常食のように使わないまま期限を迎える備蓄と違い、日常で働きながら電気代を少しずつ取り戻してくれる――そう考えると、この製品の立ち位置がしっくりくる。電気代が上がり続けるほど、この「おまけ」の価値も年々大きくなっていく。
配信元: BCN+R

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