2020年5月に大腸がんが判明した、おさしみ1番さんの体験を描いたマンガを紹介します。大腸がん手術でおこなって入院中のおさしみ1番さん。ドレーン(滲出液を取り出す管)チェックで、手術で切除した部分がうまくつながっていない可能性があり、そうなると排泄物がおなかに漏れ出て危険だと知り神頼みをしたところ……。

大腸がんらしい 57
大腸がんらしい 57
大腸がんらしい 57

神頼みが効いたのか、滲出液の濁りはなくなって、透明に変わりました。
よかった……。

そしてついにドレーンを抜くことに。

「ちょっと嫌な感じはしますが痛くはないですよー」と先生に言われたのですが……。

抜いた瞬間、「どぅるぅん!」と何かを産み落とした感触が……!

例えるなら、出産後に胎盤を出すときみたいな感じ。
または、頑固な便秘と格闘し、長時間トイレで戦って死闘の末に勝った瞬間の感じ。

不思議と痛みはなくて、「あー、産んだな……」って思いました(笑)。
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おさしみ1番さんは、おなかに穴を開けて入れたドレーンを引き出すのに、どうして痛くなかったんだろうと思ったそう。体って不思議ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。

【里村先生からのアドバイス】
ドレーンが一定期間体内に入っていると、体内でドレーン周りに血液の凝固に関わるたんぱく質であるフィブリンなどが付着して、トンネル形成をします。ドレーンを抜く際に、トンネルから抜く感じになるので、ヌルっとした感じがするのだと思います。

著者/おさしみ1番(38歳)
2020年5月、それまで自分の人生には無縁だと思っていたガンになる。
病気の自分に向き合いつつ、楽しいこと・体に良いことを探し求める日々をブログにて更新中。
4歳と7歳の姉妹に翻弄されて今を生き抜く38歳。
Instagram:@osashimi111