開始6カ月、体重とコレステロール値に劇的な変化が

歯列矯正中に食べていたうどん

歯列矯正の率直な感想を言うと……装着した日は痛くて眠れませんでした(泣)。ただ日ごとに痛みは治まり、1週間で慣れることができました。もちろん装着して数カ月は食べづらさがあり、主食はおかゆ、豆腐など。麺類は矯正器具に挟まるのでダメなのですが、うどんは細かく切ってクタクタになるまで煮れば食べられました(写真参照)。野菜はかめないので食べられず、青汁で補給。他にも流動食やゼリーなどを主に食べていました。

ところが幸か不幸か食生活が劇的に変わったおかげで、歯列矯正を始めて半年で6㎏のダイエットに成功。その他にも健康診断で高めだったコレステロールの数値が改善、肩凝りや骨格のゆがみからくる腰痛なども軽減し、良いことずくめが続いています。

ただ、いまだに話しにくいので仕事で営業するときに支障を来していますが、舌の使い方のコツをつかめば、うまく話せるようになるそうです。美容という面で歯列矯正をする人も多いですが、50歳を過ぎたら自分の体を正常に保つために歯並びを専門家に診てもらうのもアリだと思いました。

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まとめ

大人の歯列矯正は虫歯予防だけでなく、記憶障害、物忘れ、適応能力など加齢により低下しつつある力を改善する効果もあるそうです。ある程度の期間と費用が必要でしたが、6㎏の減量やコレステロール値の改善、肩凝りや腰痛の軽減もできたで歯列矯正してよかったなと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

著者/取材・文/茂原好子(43歳)
8歳女児、6歳男児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。