インターナショナルスクールの学費はどのくらい?平均相場や無償化についても紹介

幼い頃から英語に触れられ、グローバルな考え方が身に付くインターナショナルスクール。この記事では、学費の平均相場や費用を抑える方法などを紹介します。「子どもをインターナショナルスクールに通わせたい」と思うものの、費用面での懸念があり、なかなか踏み切れない方は参考にしてみてください。

インターナショナルスクールの費用を抑える方法

インターナショナルスクールの費用を抑えるには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、奨学金やきょうだい割などの制度、節約できるコストなどを紹介します。

奨学金を活用する

全ての学校に適用できるわけではないものの、インターナショナルスクールのなかには奨学金が活用できる場合があります。高校授業料無償化・就学支援金支給制度の対象になっていれば、日本の私立高校などと同じように世帯年収によっては学費の補助がもらえます。

また、成績優秀者やスポーツ推薦入学者などを限定とした奨学金制度もあります。

きょうだい割を活用する

「きょうだい割」とは、多くのインターナショナルスクールに設けられた、兄弟姉妹で同じ学校に通う場合は学費が割引になる制度のことです。第2子は30%割引、第3子以降は40%割引など入学する兄弟姉妹が多いほど学費が安くなる学校もあります。

バス代・ランチ代を節約する

インターナショナルスクールは、学費以外の出費も多くなりやすいです。「スクールバスを使わず自分で送り迎えをする」「お昼ご飯は購買で購入するのではなくお弁当を持たせる」など、学費以外の出費をなるべく節約するのもよいでしょう。

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インターナショナルスクールにかかる費用を知った上で受験を検討しよう

インターナショナルスクールの学費は、日本の学校の何倍もの費用がかかり、相場は年間200万円ほどです。また、施設使用料やサマースクール代、寄附金など独自の費用もプラスされるでしょう。

インターナショナルスクールは、幼い頃から英語力やグローバルな視点が身に付き、将来は国境にかかわらずキャリアや住む国、人間関係などを自由に選択しやすいというメリットがあります。しかし、デメリットも理解した上で、あらかじめ予算をしっかりと組み受験を検討しましょう。

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矢野翔一

有限会社アローフィールド 代表取締役社長 関西学院大学法学部法律学科卒。
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)等、数々の保有資格を活かしながら、学習塾、不動産業務を手掛ける。
また、暮らしやお金のアドバイザーとして、引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の悩みに対してアドバイスを行っている。