まとめ
ここまで、漏水(水漏れ)による水濡れ事故が起きた場合の火災保険の適用について、解説してきました。
水漏れや水濡れなど言葉非常に分かりにくく、混乱した人も多いのではないでしょうか。
要約しますと、今回の記事で覚えてほしいことは2つあります。
ポイント
「水に濡れた事故」で被害を自分が受けた場合には、火災保険の基本補償が適用になること。
水漏れによって他人に被害を与えた場合も火災保険の特約で付帯できる個人賠償責任保険が適用になること。
まずは、この2つを理解してください。
火災保険は文字通り火災のための保険という認識を持たれている人が非常に多いのですが、実際には火災だけの補償ではなく、火災総合保険です。
火災保険は非常に奥が深いため、全てを理解するのは困難ですが、皆さんはまず簡単なことだけでも理解をしておきましょう。
火災保険を知っていることで、今回のテーマの「水に濡れた事故」が起きた場合の住民同士のトラブルもスムーズに解決することができるでしょう。