1日でも早く結果が欲しかった私は、極端な食事制限でのダイエットを始めました。が、体調に支障をきたす上、我慢ができずに食べまくり、体重が元通りになる……といった悪循環に陥ったのです。そこで、まず栄養のとり方が重要だと気づき、出合ったのが「スーパー大麦」です。【体験談】山中光一(編集者・仮名)

かっこいい父親だと息子に思われたかった

私が体形にコンプレックスを抱いたのは、大学3年生になった頃のこと。当時、お酒を飲める年齢を迎え、友人と毎日深夜まで飲み歩いては授業に出るという、よくも悪くも青春を謳歌する日々を過ごしていました。

楽しい日々の代償は、おなかに蓄積されたぜい肉として表れましたが、幸か不幸か着やせするタイプの私は、「服を着ていれば大丈夫」とばかり、見て見ぬふりを決め込んでいました。

大学卒業後、雑誌の編集者になった私は、昼も夜もない生活の中、ストレスで爆食いし、締め切り後には達成感から同僚と飲み食いをくり返しました。すると、体重は83kg(身長は175cm)を記録したのです。

3年前、転職をして生活習慣は多少改善されたものの、体重の増加は止まりません。ある日、何となく体重計に乗ったところ、表示は88kgを超えていました。いよいよ90kgに近づき、次はまさかの3桁。さすがに「減量」の二文字が頭をよぎりました。

私が本気でダイエットを決意したのが、当時2歳だった息子の運動会に参加したときのこと。息子の同級生の父親にあいさつをしたのですが、みんなスラッとしているか、筋肉質な体形だったのです。

「うらやましい」と感じると同時に「自分もそうなりたい」と強く感じました。何より、「息子にかっこいいと自慢されるような父親になりたい」という大きな目標ができました。

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おなかの地平線の先が見えた!

1日でも早く結果が欲しかった私は、極端な食事制限でのダイエットを始めました。が、体調に支障をきたす上、我慢ができずに食べまくり、体重が元通りになる……といった悪循環に陥ったのです。

そこで、無理なく続けられる方法をいくつか試すことにしました。まず、栄養のとり方が重要だと気づき、出合ったのが「スーパー大麦」。栄養価が高いスーパーフードとして少し前から話題になっており、存在は知っていました。

調べると、糖質もカットしつつたんぱく質も摂取でき、食物繊維もとれるとのこと。これなら継続できそうだと、試すことにしたのです。

●糖質をカットしつつ食物繊維をとることができる!
●血糖値の上昇を抑えるから太りにくい!
●腸内環境を整えて腸の病気を防ぐ!
●いつものお米に混ぜて炊くだけでいいので手間いらず!

スーパー大麦はいつものお米に混ぜて炊くだけでいいので、手間もありません。プチプチとした食感が楽しく、苦もなく続けられました。

大麦ごはんを食べ始め、1週間程度で便の質が変わりました。以前は、耐えられないほどの腹痛が起き、水っぽいものが1日に何度も出ていましたが、バナナ状の便が1日1回出るのみになったのです。腹持ちがよいため、間食も自然となくなりました。

これに加え、ほどほどに糖質制限を実践し、飲酒の頻度も週1日に減らしたところ、1年で5kgの減量に成功。結果が出ると、ダイエットが楽しくなります。その後も順調にやせ続け、2年後には76kg、3年たった今では70kgになっていました。

やせたことで、明らかに見た目も変化。ポッコリしていたおなかがへこみ、立った状態では見ることができなかった、おなかの地平線の先が見えるようになりました。また、自身の体形で最もコンプレックスだった胸の脂肪も激減し、背中周りもスッキリしました。

全体的にスリムになり、今まではXLしか選べなかったシャツが、服装に合わせてMを選択できるようになりました。

妻も大麦ごはんを食べています。妊娠・出産を機に体形が崩れたことを気にしていましたが、ダイエットに成功。便秘も改善したと喜んでいます。

まだ少しぜい肉が気になるので、あと5kg落としつつ、筋肉をつけることが最終的な目標です。ようやく、子どもとプールや海に行っても恥ずかしくない父親になれるのではないかと思います。

極端な食事制限でのダイエットでは体調を崩したりリバウンドを起こしたりしていた山中さん。「大麦ごはん」と出合ったことで、順調にやせることができた。

この記事は『安心』2022年7月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b607004.html