年末の大掃除で出てきた不用品、捨てていませんか?それ、もったいないです。 最近、注目を集めているのが、不用品を捨てるのではなく寄付をするという「モノドネ」というサービス。自宅にある不用品を送るだけで、社会に役立つというその仕組みや、税法上のメリットなどについてご説明しましょう。

 「モノドネ」とは?寄付の仕組みと流れ


モノドネの仕組み
【画像出典元】「モノドネ公式Twitter

「モノドネ」とは、モノ(物)+ドネーション(寄付)を組み合わせた造語で、お金ではなくモノで寄付するという新しい仕組みです。リユース事業で有名な株式会社買取王国などの企業と、大学の共同事業として設立されました。

不用品を「モノドネ」事務局へ発送、または買取王国系列店に持ち込みすると、不用品の査定が行われ、その査定額がボランティア活動を行っているNPOや学校などの団体に寄付されます。その流れを順番に説明します。

●「モノドネ」の会員になる
●サイトに掲載されている団体の中から寄付先を選ぶ
●寄付する不用品を事務局に発送、または買取王国系列店に持ち込む
●事務局で届いた不用品を査定し、査定額が団体に寄付される

査定は、今までの経験を活かし、ノウハウのある買取王国が行うので安心です。また、寄付先の団体は、災害救援を行うNPOや子ども・障がい者を支援するNPOなどいろいろな団体があり、自分が応援したいと思う団体をセレクトすることができます。

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こんなものもOK!送ることができる不用品     


不用品を送る人
【画像出典元】「PhotoAC」

「モノドネ」のコンセプトは、「お金ではなくモノの寄付で社会に貢献しよう」。不用品を送るだけで社会貢献やSDGsに参加できるなんて、素敵ですね。それではどんな不用品を寄付することができるでしょうか。

・ブランド品、貴金属、ジュエリー
・腕時計
・デジタル家電、スマートフォン、カメラ
・おもちゃ
・お酒
・骨董品
・テレホンカード、切手などの金券
・衣類
・本、CD

意外にも幅広い不用品を送ることができます。入学式で一度使っただけのブランドバッグ、子どもが大きくなり遊ばなくなったおもちゃ、頂き物で飲まないお酒などは多くの家庭にあると思います。ぜひ一度「モノドネ」に送ることを考えてみませんか。ただし、汚れているものや破損しているもの、パーツが足りないもの、偽造品や盗難品などはNGです。