投資信託で資産運用をする際に考えるポイントとは?アセットアロケーションやリバランスについても解説!

定期的にリバランスを行い効率的な資産運用を行う

長期で資産運用をするにはアセットアロケーションが大切だということをお話ししましたが、もう一つ大切なポイントが「リバランス」を行うということです。

資産運用を長年すると運用のリターンにばらつきがあるため、当初決めた資産の配分比率から乖離していきます。その状態を当初決めた資産配分の水準に戻すことをリバランスといいます。

例えば、先ほどのGPIFのように「国内債券25%、外国債券25%、国内株式25%、外国株式25%」となるように、ポートフォリオを組んで運用をスタートしたとします。

その後、株式市場が大きく上昇して「国内債券10%、外国債券15%、国内株式30%、外国株式45%」となったとします。

このような場合、国内株式と外国株式を一部売却して、国内債券と外国債券に投資し当初の比率に戻します。

株式が大きく上がっているのでそのままでもいいのではないかと思うかもしれませんが、その後株式市場が急落してしまった場合は、株式の資産割合が大きくなっているので想定以上の損失を出してしまう可能性があります。

長期の資産運用をしていく場合は、リバランスをした方がリスクを抑制でき効率的な運用を行えます。

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資産運用をする前にライプランシミュレーションをしましょう

資産運用をする上で、「投資期間」を決めることと「アセットアロケーション」を行うことをお話ししました。

実際に資産運用を始める際は、将来のライフプランを考えてライフプランシミュレーションを行い、将来のキャッシュフローを確認することで自分たちにあった投資期間が見えてきます。

また、どのくらいのリスクを取り、収益リターンを目指すのかもシミュレーションをすると分かります。ライプランシミュレーションを行い、自分たちの将来のお金の流れを把握してからアセットアロケーション(資産配分)を行うことが大切です。

自分にあった資産運用を行い、将来の資産を築いていきましょう。