環境にも肌にもやさしい、極上のベビーカシミヤニット「PICEA(ピセア)」

もの選びの基準にサステナブルな視点が加わったことで、ファッションを楽しむことは、作り手の思いや生産背景を支持することにもつながる。
環境や社会に配慮した意思あるもの作りを手がけるブランドを取り上げる連載。今回は、世界最高水準のベビーカシミヤニットで知られるブランド「PICEA(ピセア)」をご紹介。

ブランド名の由来は、内モンゴルの工場で植樹している樹木の名前「ピセア」から

ベビーカシミヤならではの極上の着心地、ベーシックでジェンダーレスなデザインが特徴的なニットブランド「PICEA(ピセア)」。ブランド名の由来は、樹木の名前から。年々深刻化している内モンゴルの砂漠化や草原退化を防ぐため、ブランドスタート当初から、植樹活動を続けているのだそう。

素材となるのは、寒暖差の厳しい内モンゴル自治区で育った生後1年未満のカシミヤ山羊の、貴重なファーストカットの産毛のみ。工場でも牧場を営みながら、近隣の放牧民と協業することで、高品質なベビーカシミヤを確保することができるのだそう。

デリケートな赤ちゃん山羊に負担をかけないよう、バリカンではなくハサミで丁寧にカットするなど、山羊の生育環境まできちんと配慮。一貫して誠実な生産体制が、世界最高水準の品質へとつながっている。

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極上のベビーカシミヤを日常的&普遍的に

その希少性から、通常はカシミヤの何倍もの値がつくベビーカシミヤを良心的な価格で提供できるのは、カシミヤ山羊の生育、整毛、紡績、染色、ニッティングまで、すべての工程を内モンゴルの工場で一貫して管理しているため。

極上のニットに包まれる喜びを日常的に、そして普遍的に味わってほしいとの思いから、デザインはあくまでシンプル。サイズ展開が豊富ため、ジェンダーレスで楽しめるのも特徴だ。着心地のよさを優先するため、ブランドタグの位置にもこだわっている。

着る人、環境、生産者。すべてが幸せになるものづくりを続けるニットブランド「PICEA(ピセア)」。その極上のぬくもりを、肌で確かめてみて。

text: Eriko Azuma