体をほぐし血の巡りをよくする生活を意識



なかなか治らない私の肌荒れは、マスクや空気の乾燥による刺激に加え、血流の悪さが関係しているということでした。思えば私は、ひどい冷え性。夏でも寝るときには靴下が欠かせないほどです。さらに、最近はパソコンに向かう時間が長く、慢性的な肩凝りや腰痛にも悩まされていました。

先生の話によると、年齢を重ねると基礎代謝が低下し、血の巡りが悪くなるそうです。運動不足の生活も、血行不良につながると説明を受けました。血流を良くするためには、体を意識的に動かすようにと先生からアドバイスをもらいました。

とはいえ、もともと運動が得意ではない私。肌荒れしている今、ジョギングやジムのような、外出が必要な運動は気が進みません。そこで、家でもできる運動で体の凝りをほぐせるものと考えて思いついたのが、ラジオ体操!

動画サイトでラジオ体操を見つけ何年かぶりに試したところ、「ラジオ体操って、こんなにしんどかったっけ!?」と驚く結果に。腕を大きく回したり、体を反らせてみたり……。そのたびに、体の硬さを実感することができました。

最近は、朝のラジオ体操とともに、お風呂上がりのストレッチも日課になりつつあります。こまめな保湿や服薬ももちろんですが、何より体のメンテナンスの重要性を実感。「放っておいても自然と体が回復した30代までとは、やはり40代は違うのね……」と痛感する毎日です。

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まとめ

30代までの私は、ダイエットや美容は気にしつつも、健康を意識して過ごすことはありませんでした。40代の肌荒れは気持ちが沈むこともありましたが、生活習慣を見直す良い機会だったのかもしれません。

皮膚科の先生の協力もあり、肌荒れの完治までもうあと一歩。生活習慣を見直した今、肌が荒れる前より良い状態に戻るのでは?と、ほのかに期待しています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。

イラスト/きびのあやとら

著者/SH(42歳)
大学2年生と高校2年生の息子の母。お酒と猫をこよなく愛するフリーライター。最近、ストロング系のお酒はキツくなり、元気においしく飲むために、そろそろ健康に気をつかわねばと思う日々。