受け取りたい金額は「給与の10~30%」ほど


デジタル給与で受け取りたい金額

次にデジタル給与として受け取りたい具体的な金額を世代別に見ると、Z世代よりもY・X世代の方が高額傾向に。一般的に年齢が高いほど給与も高いためこのような結果になったと推測できます。

また、その金額が給与に占める割合を伺うと、どの世代も「10~30%未満」が最も多い結果となりました。

これらの結果から、デジタル給与で受け取りたい金額はおよそ2~5万円、割合でいうと給与の10~30%が目安となりそうです。

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利用したいサービスは「PayPay」が圧倒

給与を電子マネーで受け取るためには、その事業者が厚生労働省の審査を通過し、指定資金移動業者とならなければ利用できません。2023年4月に、PayPayを運営するPayPay株式会社が申請しているものの、認可されている事業者はまだない状況です(2023年9月現在)。

では、利用者はどの事業者のサービスを使いたいと思っているのでしょうか?


デジタル給与を利用したい事業者

今回の調査結果では、PayPayが圧倒的多数を占め、どの世代でも最も多い結果となりました。特にZ世代は8割以上が選択しています。
一方Y・X世代は、PayPay も多いものの、d払いや楽天ペイを選択した方も一定数いるようです。