5.バリエーションはピカイチ! カラーリーフの王道ヒューケラ


写真/アイスバーグさん

学名:Heuchera
ユキノシタ科
開花期:5~6月
主な花色:赤、ピンク、白、緑
園芸分類:常緑多年草
草丈:20〜50cm
日照:日向~半日陰

「カラーリーフのおすすめはヒューケラ。他の花と合わせた寄せ植えにも人気ですが、私はヒューケラだけの寄せ植えをおすすめします。丈夫で手間がかからず、訪れる人が必ず素敵と言ってくれる鉢植えです。
手入れとしては、できれば年に1回、土替えと株分けをするだけ。地植えもしてますが、結構難しいと感じるので、まずは鉢植えで育てるのがおすすめです。」(東京都・アイスバーグさん)

カラーリーフとは葉を楽しむ植物で、観賞期間が花よりずっと長いため、庭を一年中美しく保つのに重宝する植物です。その代表的な植物が、なんといってもバリエーション豊かな葉色が魅力のヒューケラ。赤、黄色、オレンジ、ワインレッドなどの色のほか斑入りなど、多様な葉色の品種があります。そのため、アイスバーグさんのようにヒューケラだけでも十分シックで素敵な鉢植えに! 葉色の異なる品種を合わせて寄せ植えやリースにしてもいいですね。初夏には花も楽しめます。

(編集部より)

ヒューケラってどんな植物? 栽培方法を知ってカラフルな葉を楽しもう!

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6.可憐な花が毎年楽しめるコバノズイナ


写真/bluemoon cottageさん

学名:Itea virginica
ズイナ科
開花期:5~7月
主な花色:白
園芸分類:落葉低木
樹高:0.5〜2m
日照:日向

「芽出しの頃の葉っぱがとても綺麗です。そして、バラの季節に咲いてくれる花が、また何とも言えない可憐な美しさで見るたびに心ときめいています。さらに、秋には葉っぱが紅葉し、それもまた風情がある植物です。
大好きなガーデナーさんが庭に植えていたので、私も育ててみたくなり、園芸店で購入しました。南側の、日当たりがよく西日の当たらないところに地植えして早5年以上(8年以上かも?)になりますが、成長はゆっくりなので、鉢植えでも育てられると思います。無農薬ですが害虫の被害もなく、肥料も特に与えていませんが丈夫に育っています。」(愛知県・bluemoon cottageさん)


写真/bluemoon cottageさん

星のような形の小さな白い花が、穂状に垂れ下がって咲くコバノズイナ。アメリカ原産の低木ですが、盆栽や生け花にも利用され、和の風情が感じられる低木です。自然に樹形が整いやすいので、剪定がほとんど必要ないのも嬉しいところ。bluemoon cottageさんのおすすめのように、季節を通じてさまざまな姿へと移ろう楽しみの多い庭木です。

(編集部より)