バジルの旬の時期

バジルは初心者さんにも育てやすいハーブ! 日当たりがいい場所があれば、プランターでも十分栽培できますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

まず、バジルは葉の収穫をメインに楽しむハーブです。収穫量を増やすために、必ずやってほしい作業が、茎葉の先を切り取る「摘心」。7~10月の間は収穫を兼ねて摘心すると、脇芽が伸び、新しい葉をいっぱいつけてくれますよ。

また、バジルは成長期の6~8月に蕾がたくさんつきます。そのままにして、花を咲かせてしまうと、茎葉が固くなっておいしく食べられなくなってしまったり、タネを大きくすることにエネルギーを使い、次の新芽が出にくくなってしまったり…というデメリットが。蕾を見つけたら、早めに摘み取るようにしてくださいね。

そして、よく「バジルが枯れちゃった…」と質問を受けるのですが、バジルは一年草です。春にタネを播き、夏大きくなって、その年の冬には枯れるという、ライフサイクルを送ります。管理が悪くて枯らしてしまったわけではありませんので、ご安心を。原産地のインドなどの熱帯地域では、寒くないので多年草として扱われますが、日本では冬の寒さに当たると枯れてしまいますので、一年草に分類されます。

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バジルの種類

バジルはアフリカから東南アジアに150種類以上分布していて、食用ハーブとして人気です。一般的によく使用されるスイートバジルのほか、ブッシュバジルやシナモンバジル、ライムバジル、ホーリーバジルなど数多くの品種があり、全種類が食用可能です。

また、観賞用として花壇のアクセントにもおすすめ! 草丈も50~80cmほどに大きくなりますし、花もガーデンを明るく彩ってくれます。赤紫色や黒など、カラーリーフとしても優秀ですよ。