バジルを使ったレシピ

艶やかな葉が食欲をそそるバジルは、お料理にも大活躍! わざわざ買ってくるのではなく、1鉢育てておくと、摘み取って香りが一番いい状態で食卓に並べることができますので、おすすめですよ。

ジェノベーゼソース

バジルペーストともいわれます。ジェノベーゼソースは、フードプロセッサーがあれば簡単にできますよ。材料は、バジルの葉、ニンニク、松の実、粉チーズ、塩、オリーブオイル。まず、オリーブオイル以外の材料をフードプロセッサーに入れ、ペースト状になるまで攪拌します。細かくなったらオリーブ油を加え、均一に混ざるよう、さらに攪拌して出来上がり!

ただし、バジルの葉の量がたくさん必要になります。いっぱい収穫できた時に作ってみてください。また、ジェノベーゼソースは冷凍保存も可能です。

ピザ

バジルはトマトとの相性がよく、ピザやパスタをはじめとしたイタリア料理には欠かせないハーブです。バジルを使用したピザは多くの種類があります。ジェノベーゼソースを使用したものや、そのまま葉を適度な大きさにちぎって散らすものが有名ですね。

カプレーゼ

イタリアンカラーが鮮やかなバジルを使った定番の前菜。トマト、モッツァレラチーズを重ね、上からオリーブオイルをかけ、バジルを散らして完成! 簡単にできますが、見栄えがいいのも嬉しいですよね。

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バジルを育てておいしく食べよう!

バジルを料理に使う際のコツを、あと2つだけ、お伝えしておきましょう。

葉がたくさん採れたら、ドライ(乾燥)にして保存も可能です。

摘心を繰り返していくと、最後には1mくらいの大きさになり、飽きるほど収穫できます。私は、秋まではフレッシュで楽しみ、それ以降の葉はドライにして保存をしています。

また、バジルは金気を嫌うので、細かくするときには包丁を使わないほうがいいです。使う直前に、手でちぎるようにしましょう。

生のままで手軽に使えるバジルは、成長も早く、次々と収穫できるので、育てておくと幅広く使えます。バジルは初心者にも育てやすいハーブで、収穫方法(摘心)のコツさえ掴めば、長期間楽しむことができますよ。そして、自分で育てたものは、味も格別においしく感じるはず。バジルは料理レシピも数多くあるので、育てた後に美味しく食べる楽しみもついてきます♪ ぜひお気に入りのレシピを見つけてくださいね。

Credit

写真&文 / 堀久恵
– 花音-kanon- 代表 –


ほり・ひさえ/ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。埼玉県熊谷市の『花音の森』にて、日々植物に囲まれ、ガーデンセラピーを実践中。

住所

埼玉県熊谷市