エキナセアの植え方

ご覧の通り、かなり大きくなりますので、鉢植えで育てる場合は、7号(直径21cm)以上の鉢を使用しましょう。使用する土は、一般的な培養土やハーブ用の土を使用しましょう。

株が大きく育つので、1鉢に1株で植えます。関東では、11月下旬に根元を2~3cm残して刈り取り、腐葉土やワラなどで防寒対策をしておくと、植えっぱなしで冬越しできます。土が凍結するほどの厳寒地では、掘り上げて鉢上げするなどの防寒対策が必要になりますので、ご注意くださいね。

そして、品種によりますが、背丈が1mほどになるものもあります。エキナセアの花は大きくて重いですし、台風などによって倒れてしまうことも。植え付けと同時に支柱をしておきましょう。麻ひもなどを使って、株元を支柱に括り付ければOKです。

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植えた後はどうする? エキナセアの育て方!

植えたら日々の管理をしましょう。植え付けを行った後、どのように育てるのか解説していきます。

水・肥料

夏も冬も水を与えすぎないように注意します。水は毎日朝晩…などというふうに定形で決めるのではなく、土の表面がしっかりと乾いている状態になったら、与えましょう。土が湿った状態が続くと根腐れなどを起こしやすくなります。特にエキナセアは乾燥を好みますので、与えすぎは厳禁です。

追肥を施す時期は、開花前の5〜6月と秋の10月頃ですが、肥料の与えすぎは株を弱らせることになり、病気にかかりやすくなる原因にもなるので、あまり神経質になる必要はありません。

花がら摘み

花が枯れたら、花の部分はハサミでカットしましょう。その際、花の頭部分だけを切るのではなく、次の芽や葉が出ているところまで戻って、枝も切ります。この作業を「花がら摘み」と言います。花がら摘みを怠らなければ、6~9月くらいまで次々と花を咲かせてくれますよ。

枯れた葉の整理整頓

エキナセアは成長速度が速く、株が大きくなります。ちょっと目を離すと、株元が混みあってくるほど…。常に枯れた下葉はカットするようにして、整理整頓をし、株元に風が通るようにします。枯れた葉を放置しておくと、蒸れてしまい、病害虫が発生するリスクも高まります。

また、エキナセアは触ると少しチクチクする感じがあります。肌が敏感な方は、素手で触ることは避けたほうがいいかもしれません。