ジョージ王子とシャーロット王女、女王の国葬に参列。ルイ王子はその時……

19日、英国・ロンドンでエリザベス女王の国葬が執り行われた。チャールズ3世新国王、そしてウィリアム皇太子の並びには、大人たちに混じりジョージ王子、そしてシャーロット王女の姿が。世界中が注目する中、幼いながら英国王位継承順位2位、そして3位のロイヤルキッズが女王陛下に別れを告げた。

幼いルイ王子の参列は、今回も見送り

エリザベス女王の国葬が、19日の午前11時(現地時間)からロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。日本の天皇、皇后両陛下をはじめ、各国の大統領など、世界の要人たちが女王陛下の死を悼み、参列。そんな中、注目を集めたのは、幼いロイヤルファミリーメンバーたちだ。ウイリアム皇太子とキャサリン妃の子ども、9歳のジョージ王子と7歳のシャーロット王女も喪服に身を包み、葬儀に参列した。


国葬が行われたウェストミンスター寺院に到着したジョージ王子とシャーロット王女。©️Chris Jackson/Getty Images

フィリップ殿下の葬儀はコロナ禍の人数制限もあり出席できず、追悼式のみの参列したジョージ王子とシャーロット王女だったが、今回の曽祖母、エリザベス女王の葬儀には2人揃って姿を現した。まだ4歳のルイ王子は、参列を見合わせた。


シャーロット王女は、キャサリン妃とお揃い風の背面にプリーツの入ったコートドレスに黒のフェルトハットを合わせて、大人っぽい表情で登場。©️ Chris Jackson/Getty Images


教会の中でも終始しっかりとした様子で葬儀に参列。すぐ隣にはメーガン妃の姿も。©️WPA Pool/Getty Images

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アーチーとリリベットは渡英せず

国葬に先立ってバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ新国王主催のレセプションでキャサリン妃と話をしたオーストラリアの総督、デヴィット・ハーレー氏によると「ルイ王子は、『バルモラル城に行くと、またみんなでゲームができる?』といった質問をしてきます。女王がもうそこにいないことを理解しようとしているのでしょう」と語ったそう。さらにジョージ王子は、曽祖母がどれだけ大切だったか、今、何が起こっているのかがなんとなくわかっているようだとも。そして、キャサリン妃は子どもたちのためにできるだけ、普通の日常生活を維持するように努めているとも話していたそう。


ウェストミンスター寺院での葬儀の後、女王の棺に続いてウィンザー城へ向かうジョージ王子とシャーロット王女。キャサリン妃とカミラ王妃が同乗。©️WPA Pool/Getty Images

一方、夫婦でイベント参加のために渡英していたヘンリー王子とメーガン妃。英国滞在中にエリザベス女王の崩御という哀しい出来事に見舞われたが、アメリカに残してきた3歳の息子、アーチーと1歳の娘、リリベットは、渡英させないという決断をした。英国で執り行われる国葬などに参列させるには、まだ幼いという判断で出席は見送り、ヘンリー王子とメーガン妃のみ国葬に参列した。