12月はボーナスシーズン。もらったボーナスをどう使おうか考えるのも楽しいですよね。でもそのボーナス、何に使うかがこれからの人生の分かれ道!?そこで今回は、20代女子のボーナスの理想の使い道についてFPに聞いてみました。

20代女子のボーナスの平均額は?

クリスマスやお正月とイベント続きのタイミングにもらえる冬のボーナス。この時期にまとまった収入は嬉しいものですが、一方で好き勝手に使っていいのか、貯蓄はどの位したらいいのかと迷う人もいるようです。

ニッセイ インターネットアンケート(2021年)によると20代女性の夏のボーナスの平均支給額は31万円とのこと。30代女性では、3万円多い34万円という結果になっています。

一般に冬のボーナスは夏のボーナスより多い傾向にありますので、ここでは、35万円と仮定して使い道を考えます。
 

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一人暮らしのケース


部屋でくつろぐ女性
【画像出典元】「Dean Drobot/Shutterstock.com」

一人暮らしの場合は、家賃や水道光熱費、食費や日用品と、実家暮らしに比べて生活に掛かる支出が多く、貯蓄が進みにくい環境にあります。ボーナスがある人はその分を補っていくと先々、安心です。

例えば、冬のボーナス35万円の半分程度の18万円は貯金に回し、向こう半年分のiDeCoやつみたてNISAの軍資金として確保しておくのも良いでしょう。18万円を6カ月で割ると月々3万円をiDeCoやつみたてNISAに回せるということになります。例えば、そのうち1万円をiDeCoの掛け金にし、2万円をつみたてNISAで運用するという感じです。貯金があまりない人は、運用に回すお金を控えめにし、まずは預金に貯めていくのがおすすめです。

残りの半分は、旅行や趣味など好きなことに使う、冬物コートのような値段が張る衣類を購入する、意外とかさむ化粧品類をまとめ買いをする、などまとまった支出をボーナスでまかなうと、給与でのやり繰りが安定します。その他、仕事を頑張ったご褒美としてジュエリーを自分にプレゼントしたり、未来に繋がる自己投資の予算も考えてみると良いですね。