1回あたりの送金額、最も多いのは「1万円未満」と少額


一回あたりの送金額

では、1回あたりの送金額はいくらくらいなのでしょうか。
今回の結果は、1万円未満が最も多くなっており、10万円以上の高額の送金はごくわずかです。世代別で比較しても1万円未満の割合はZ世代が最も多く、少額の送金をする人が多いことが分かります。

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Z世代の送金目的はさまざま!


送金相手

高頻度で少額の送金をするZ世代。誰にどんな目的でお金を渡しているのでしょう?

送る相手として最も多かったのは親への送金。これは実家暮らしの方の生活費などが考えられます。次いで多かったのは自分自身への送金。自分のお金を別の口座等に移し替える目的で送金しているようです。3番目に多かったのは、(オンライン上ではない)リアルの友人・知人への送金です。親への送金、リアルの友人・知人への送金をする割合は他の世代よりも特に多い結果となりました。


送金目的

では次に送金目的を見てみましょう。
どの世代も様々な目的で送金しているようですが、「その他」を除き、Z世代は最も低い割合でも7.2%と、特に幅広い目的で送金していることがうかがえます。最も多いのは生活費でしたが、飲み代、プレゼント代、イベントのチケット代など娯楽での送金が他の世代よりも多く、友人・知人への送金が他の世代よりも多い結果にも納得です。

前述した通り、送金するZ世代はその頻度が高いことが特徴でしたが、送金目的が多様で娯楽の割合が多く、送金先が固定化されていないことが、頻度が高い理由のひとつだとも考えられます。