DINKSこそ老後資金の準備を!夫婦二人で余裕ある老後のために

基本的には家計に余裕があるDINKS。老後資金にも余裕を持てそうですが、実はほかの家庭と比べて入念に準備が必要だといわれているのをご存知でしょうか? この記事では、DINKSの家庭で用意しておきたい老後資金の目安や準備するための方法をご紹介します。

DINKSとは

まずはDINKSという言葉の意味について確認しておきましょう。DINKSは「Double Income No Kids」という言葉を略したものです。夫婦ともに働いており、子供を持たない家庭を指します。共働きであり、子育て費用や子供の教育費がかからないため、家計に余裕があるとされているのが特徴です。

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DINKSが老後資金の準備をすべき理由

経済的に余裕があるとされるDINKS。ではなぜ、DINKSこそ老後資金を準備すべきだといわれるのでしょうか?ここではその理由を解説します。

まず大きな理由の1つは、子供がいないため、万一の際に頼れる人が少ないからです。最近は老後資金を子供に頼るということは少なくなってきてはいるものの、普段の生活費はもちろん、介護や葬儀費用など、万一の時に必要になる費用を自分たちであらかじめ用意しておかなければなりません。将来もらえる年金額では足りない可能性もあるので、入念な準備が必要だといえるでしょう。

次に挙げられる理由は、DINKSはもともとの生活水準が高いため、老後の収入だけでは生活費が追いつかなくなる可能性があるからです。
DINKSの家庭は、ほかの家庭と比べて普段の生活にたっぷりとお金を使えます。その生活に慣れていると、現役時代と比べて下がる老後の収入だけでは生活費が不足してしまうこともあるのです。老後でも同じ生活水準を保つためには、あらかじめ足りなくなる費用を計算し、貯金や貯蓄をしておく必要があります。