初めてのコンタクトレンズ購入費用はどれくらい?購入の流れやレンズの選び方も解説

初めてコンタクトレンズを購入する際は「初期費用はどの程度か」「使っている間にどのくらいの費用が発生するのか」などの必要費用を事前に把握しておくと安心です。今回は、初めてのコンタクトレンズにかかる費用に加え、購入の流れやレンズの選び方など、知っておきたいポイントを解説します。

コンタクトレンズにかかる費用

まずは、コンタクトレンズの使用にかかる費用を紹介します。初めてコンタクトレンズを作る際の費用と、コンタクトレンズを使い続ける際の費用の内訳や相場を確認しましょう。

初めてコンタクトレンズを作る時の費用

初めてコンタクトレンズを作る時に発生する費用は、おおよそ以下の通りです。

コンタクトレンズの使用を維持する費用

コンタクトレンズを作った後は、維持費が発生します。定期的な診察代やコンタクトレンズ代、ケア用品代と、かかる費用の種類はコンタクトレンズを作る時と同様です。

ただし、コンタクトレンズ代に関しては使用するコンタクトレンズの種類によって変わります。例えば、ハード・ソフト(長期装用)における費用の違いは以下の通りです。なお、長期装用とは1~3年継続して使い続けるタイプのことを指します。

長期装用とは異なり、より短期間で使い捨てるタイプもあります。長期装用以外の1箱あたりの金額と1年分の費用の目安を確認しましょう。

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初めてのコンタクトレンズ購入の流れ

初めてコンタクトレンズを購入する際の流れを紹介します。快適かつ安全に使用するためには、購入までの基本的なステップを確認しておくことが大切。自分の目にフィットするコンタクトレンズを選んでください。

1.眼科で診察を受ける

コンタクトレンズを購入する前に、まずは眼科で診察を受けましょう。極度のドライアイなど、目の状態によってはコンタクトレンズが使えない場合があります。医師に目の状態を診てもらった上でコンタクトレンズの使用が可能か判断を仰ぐことが大切です。また、視力検査で視力を確認し、コンタクトレンズの度数を決めてもらう必要もあります。

コンタクトレンズは、高度管理医療機器の一種。正しい度数で購入し、安全に使用するために必ず眼科を受診してください。

2.処方箋をもとにコンタクトレンズを選ぶ

眼科でコンタクトレンズが使用できると認められたら、処方箋が発行されます。処方箋をもとに、適切なコンタクトレンズを選びましょう。

コンタクトレンズを購入できる場所はさまざま。初めてのコンタクトレンズなら、眼科に併設されているショップや近くのコンタクトレンズ取扱店などの店頭で購入すると安心です。ネット通販の場合は、度数をはじめとした詳細事項を自分で入力する必要があります。

普段メガネをかけている人の場合、メガネを購入したお店がコンタクトレンズも取り扱っているのであれば、同じお店を利用するのもおすすめ。なじみのお店なら、度数が変わった時の相談や定期的な確認がしやすいなどのメリットがあります。

3.コンタクトレンズの試着や装用練習をする

購入したいコンタクトレンズを見つけたら、事前に試着しておきます。眼科では、コンタクトレンズの試着や装用練習が可能です。

手を洗った後、鏡を見ながら片目ずつゆっくりコンタクトレンズを装着します。装着できたら、違和感がないかなどを確認してください。また、コンタクトレンズをつけた状態で適切な視力が維持できているか確かめるため、再度視力検査をすることもあります。

4.コンタクトレンズを購入する

試着や装用練習を行った際に問題がなければ、購入手続きを行いましょう。これで、初めてのコンタクトレンズ購入の流れは終わりです。

2回目以降も、基本的に同じ流れでコンタクトレンズを購入します。使用中も定期的に診察を受け、目の状態や視力に変わりはないかチェックしつつ、適切なコンタクトレンズを使用するようにしてください。