幼いころから食に対するこだわりが強かったパニ子は、高校卒業後から料理人として修行をしていました。18年の下積み時代を経て、ついに自分のレストランを構えることに。すると元上司の瀬古からレストランを利用したいと電話がかかってきて……。

スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「念願の高級レストランをオープンさせた私に元上司から100人での予約が! しかし当日にドタキャンされてしまい」を紹介します。

厳しい下積み時代

料理人を目指していたパニ子の教育担当となった瀬古は、何かとパニ子に厳しく指導をしていたのだそう。しかし、その厳しさはパニ子を早く一人前にしたいからなのではなく、女をさっさと辞めさせたかったからなのだとか。

パニ子に用事があるときはいつも「そこの女!」と呼び、ひどいときにはお前呼ばわりされることもあったのだとか。

さらには「高卒の何も知識のないあんたがいきなり来てもさ……教えるほうの身にもなって欲しいものだよ」とパニ子を見下す始末。

パニ子は瀬古の態度にもめげず「自分のお店を持つ!」という夢のために一生懸命頑張っていました。

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上司の態度は悪化するばかりで

修行を始めて10年がたち、パニ子にも女性の後輩ができました。後輩たちは同じ女性料理人であるパニ子によく懐いており、休憩中には楽しく話をするほどの仲になっていました。

ある日、3人が楽しそうに話をしていると……「お前たち! いつまでペラペラ話してるんだ! 少しは真面目に働かんか!」と瀬古が怒鳴ってきました。

瀬古は相変わらずパニ子に嫌味ったらしく接し、他の従業員にもキツく当たるようになっていたのです。そんな瀬古のせいで職場の雰囲気が悪くなることが多く、後輩たちの中には不満を持っている人もいました。

それから8年後、瀬古の態度は相変わらずでしたがパニ子は一人前の料理人になることができました。そしてついに念願だった自分のレストランを持つことになったのです。